土間コンクリート目地の種類

住宅の外構では駐車スペースなどに土間コンクリートがよく採用されていますが、その土間コンクリートに必要不可欠なスリット（目地）についてご紹介します！

スリットを入れる理由として、コンクリートは気温の変化により膨張と伸縮を繰り返し、ひび割れを起こす可能性があるためです。それだけでなく、振動によってひび割れを起こす場合もあります。そのため、ひびを軽減させるために一定間隔で目地を設けてひび割れを軽減させる必要があります。

スリットの施工方法にはさまざまな種類があるので、何種類かご紹介します。


①伸縮（エキスパンタイ）目地
スポンジの本体にゴムやガラス繊維のキャップがついた土間コンクリート目地の専用の製品で、スポンジが土間コンクリートの伸縮や振動を吸収してひび割れを防ぎます。
幅が狭いため細い目地にでき、外構をシンプルでスタイリッシュに仕上げられます。



②砂利
安価におしゃれなエクステリアを演出できます。
白や黒などモダンな雰囲気を演出できるもののほか、黄色や緑など多彩なカラーがあるので、住宅の雰囲気に合わせて好みの砂利を選べます。



③石
コンクリート土間のアクセントとなり、無機質なコンクリートに温かみを加えてくれます。
砂利のように飛び散る心配もありません。




ひびを心配して目地を多くしすぎると土間コンクリート1つ分の重量が軽くなり、その上に車が乗った場合、コンクリートが動いてしまうおそれがあるので、程よい間隔で目地を設ける必要があります。

土間コンクリートの目地にはさまざまな種類があります。失敗を防ぐためにはデザイン性だけでなく、機能面や用途、メンテナンスの手間も考慮して選ぶことが大切です。





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