• 2025.10.9
  • 設計部
  • ウチとソトをつなぐ設計

朝晩が少し涼しくなり、窓を開けると気持ちのいい風が入る季節になりました。
そんなとき、「もう少し外を近くに感じられたら」と思う方も多いのではないでしょうか。

庭とリビングをゆるやかにつなぐ設計は、
暮らしに自然の気配を取り込み、季節の変化を楽しめる心地よい空間を生み出します。


「ウチ」と「ソト」をつなぐ設計の考え方

大きな窓をつけるだけでは“つながり”は生まれません。
開口部の形・床の高さ・素材の統一感など、
細かな設計の積み重ねが自然な一体感をつくります。


つながりを感じるための3つの工夫

① 開口部を大きく、フラットに
リビングから庭へ続く掃き出し窓をできるだけ大きく取り、
段差をなくすことで、内と外の境界がやわらぎます。


② 床とデッキの高さをそろえる
室内の床とウッドデッキの高さを合わせると、
まるでリビングが外まで広がったような印象になります。


③ 視線と風をデザインする
植栽や格子で外からの視線をほどよく遮りつつ、
風と光が抜けるように計画するのがポイントです。



季節を感じる暮らし

春は新緑、夏は木陰、秋は風、冬は陽だまり。
季節とともに表情を変える庭の景色は、
家の中で過ごす時間をやさしく彩ります。

窓の外の一本の木が、家族の時間をゆるやかにつないでくれる
そんな空間が「庭とつながるリビング」です。



外の空気を感じながら暮らすことは、
心を落ち着け、日常にゆとりをもたらします。

インベイックスでは、暮らしのスタイルや敷地条件に合わせて、
自然と調和する空間づくりをご提案しています。
どうぞお気軽にご相談ください💪 💫
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